エド・ヴァン・デル・エルスケン【Une Histoire D'amour a Saint-Germain-Des-Pres】

エド・ヴァン・デル・エルスケン(Ed van der Elsken 1925年 - 1990年)オランダ出身の写真家・映画監督。1954年に刊行された写真集「セーヌ左岸の恋」はパリの若者の生態を写しまとめ注目を集め、1950年代を代表する写真集の一つとなる。50年代末にはここ日本にも何度か来日し、当時の日本の写真界にも大きな影響を与えた。
10代の頃より彫刻家を目指し学校に通い、第二次世界大戦中には、ナチス占領下から逃れるため、彫刻家になるプログラムを放棄しなければならなかった。同時期、イギリス軍の持つ写真誌を目にし写真に興味を持ち、写真を撮り始める。1950年、ドイツ人写真家Emmy Andriesseの提案によりパリに移動しマグナムの技師として暗室で働く。そこで、アンリ・カルティエ・ブレッソンやロバート・キャパに出会う。エルスケンの写真は、生活する領域の中で撮られたドキュメンタリー写真。これは、ラリー・クラークやナン・ゴールディン、ヴォルフガング・ティルマンスの前兆となるような興味深い作品らである。

本書は、上記にもあるエルスケンの最も代表的な写真集「セーヌ左岸の恋」です。2013年に再刊行されました。1956年のフランス・パリのサン・ジェルマン・デ・プレを写した白黒写真が収められています。この当時の空気を切り取った活気あるパリのドキュメンタリー写真集により、エルスケンが一躍有名な写真家となりました。現在なお世界中で愛されている写真集です。
書籍デザインは、オランダのグラフィックデザイナー、ジュリアン・シュロファー氏。


出版社:  Aman Iman Publishing
タイプ:  ハードカバー

言語:   フランス語

ページ数: 112ページ

サイズ:  27 x 20 cm

状態:   新刊

販売価格

5,800円(内税)

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