ジョエル・マイロウィッツ(Joel Meyerowitz 1938年 - )アメリカの写真家です。スティーブン・ショアやウィリアム・エルグストンらと共にニューカラー写真家として知られています。ロバート・フランクに影響を受け写真を始め、ニューヨークにて35mmのカメラでモノクロ写真を撮り始めます。1963年にはカラー写真を始め、1981年にMOMA(ニューヨーク)で開かれた「ザ・ニュー・カラー・フォトグラフィ」展にも参加しています。(他にスティーブン・ショア、ウィリアム・エルグストン、ジョエル・スタンフェルドなど)1976年から使用している8×10の大型カメラとカラーネガで撮影を開始します。現在もなお大型カメラとフィルムで写真を撮っています。2001.9.11を9ヶ月間写した写真は、世界中を巡回し注目を集めました。
本書は、ニューヨーク市から依頼を受けて制作した、同市内の公園を撮影したものになります。フィルムの光がとても美しい作品です。1976年〜77年に東海岸のリゾート地コッド岬で撮影され行われた”ケープ・ライト”のように公園と言っても、池や川など水のある景色がとても魅力的なボリュームある写真集です。アメリカの何気ない日常の風景を繊細にまた絵画のように写した写真がご覧いただけます。
出版社: Aperture
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 300ページ
サイズ: 27.6 x 31.5 cm
状態: 新品