ジョージ・コンド(George Condo 1957年 - )アメリカ・ニューハンプシャー出身の芸術家。美術史そしてイメージの歴史と現代を再構築し、崇高さとコミカル&ユーモアの微妙なバランスの絵画や彫刻作品を制作。ローウェルのThe University of Massachusettsにて、美術史と音楽論を学ぶ。ボストンに移住し、音楽活動を行う傍ら、アンディ・ウォーホルのファクトリーにて働く。そのころに、キース・ヘリングやミシェル・バスキアとも出会う。その後、拠点をヨーロッパに移し、約10年を過ごす。1983年には、ロサンゼルスのギャラリーにて初個展を開催、1984年には、ドイツ・ケルンのギャラリーにて個展を行なっている。特に知られる肖像画の作品は、個展的な肖像画とは異なり、絵画の歴史の解説としてまた現代の私たちを移す鏡として機能している。国内外の国際的な美術祭へ多数参加。また、作品は世界の主要な美術館に収蔵されている。現在は、ニューヨーク拠点に活動を行なっている。
本書は、2012年に展覧会と同時刊行された書籍になります。展覧会は、2011年のニューヨークのニューミュージアムを皮切りにベルギ−、ロンドン、フランクフルトを巡回した大規模な個展でした。掲載は、1982年から2006年のコンドの代表作を掲載し、また今回は2002年制作の彫刻作品も数点も載せられています。この書籍は、フランクフルトのクンストハレ発行のドイツ語のもとのなっていますが、作品は各国出版と同じものが掲載されています。
出版社: Schirn Kunsthalle Frankfurt
タイプ: ハードカバー
言語: ドイツ語
ページ数: 176ページ
サイズ: 30.5 x 28.3 cm
状態: 新刊