エイヤ=リーサ・アハティラ【Mondes Paralleles】

エイヤ=リーサ・アハティラ(Eija-Liisa Ahtila 1959年 −)はメーンリンナ(フィンランド)出身のアーティストです。現在は、ヘルシンキ在住、同都市を拠点に活動しています。作品形態は、ビデオ・写真です。時空間・言語・物語を使用し、それを複数のスクリーンに同時にプロジェクションすることによって鑑賞者にアプローチする作品を創ります。視点が不規則に入れ替わっていたり、男性が女性の声でセリフを言ったり、見たくないシーンが流れる時は鑑賞者はスクリーンを選ぶことができる。彼女はいいます「人間はとても頭のいい動物です。選択することも考えることもできる」と。起承転結でまとめられたストーリー性ではなく、鑑賞者への一つの問題提議的なビデオインスタレーションです。2008年、香川県丸亀猪熊弦一郎美術館でも個展が行われていたアーティストです。

本書は、2012年から2013年にストックホルム(ノルウェー)・ニース(フランス)・ヘルシンキ(フィンランド)の3つの美術館にて行われた展覧会時に同時刊行された書籍になります。1993年から2011年までの作品を掲載しています。ほとんど作品がビデオ・インスタレーションの作品となっていますので、展示風景写真とスチール写真が収められています。(数ページのみ、映像のためのラフスケッチが収められています)こちらに、Moderna Museet 2012の時にアップされたアーティストによる各作品の紹介(英語)がございますので是非。https://www.youtube.com/watch?v=bg9IEa9uNGU
また、ドイツの出版社Steidlから出版された書籍でレンチキュラーシートが施された表紙となっています。(鳥がこちらに飛んで来ているように見える)


出版社:  Steidl
タイプ:  ハードカバー
言語:   フランス語
ページ数: 198ページ
サイズ:  28.5 x 22.2 cm
状態:   新刊

販売価格

3,200円(内税)

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