ウィリアム・クリステンベリー【Working from Memory】

ウィリアム・クリステンベリー(William Christenberry, 1936 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州出身の写真家、画家、彫刻家です。
アラバマ大学にて美術を学び、抽象表現主義の画家としてアーティストのキャリアをスタートさせます。
その後、クリステンベリーの故郷であるアラバマなどの貧しい農民の生活を追った、ジェイムズ・エイジーのテキストとウォーカー・エバンスの写真による書籍『Let Us Now Praise Famous Men』(1941年)を知り、大きな影響を受けます。
1968年からワシントンD.C.のコーコラン・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで教育に携わる傍らで、毎年夏に故郷を訪れ、合衆国南部特有の光景である廃屋や小屋などを、カラーフィルムで撮影した写真作品の制作を始めます。
古い看板や標識のコレクターとしても知られ、写真のモチーフとなった小屋のイメージを再現した彫刻作品の制作も行っています。

本書はクリステンベリーによる、物語の要素を取り入れた写真集となります。
少年時代の出来事や、リー・フリードランダーとの旅、大きな影響を受けたウォーカー・エバンスについてなどの思い出が綴られた詩的なテキストと、彼の故郷であるアラバマで撮影されたの風景や建物の美しい写真、小屋のミニチュア彫刻が合わせて37章収録され、心に響くノスタルジーを感じさせる写真集となっています。

【※こちらの書籍は、送料無料 (沖縄・離島は除く)】

出版社:  Steidl
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 108ページ
サイズ:  25 x 23 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版50点

販売価格

3,200円(内税)

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