リチャード・ミズラック【11.21.11 5:40 PM】

リチャード・ミズラック(Richard Misrach 1949年 - )アメリカ合衆国・カリフォルニア州出身の写真家。同国を代表する写真家の一人であり、1970年代以降、カラー写真と大判写真の先駆者として知られる。
1971年にThe University of California, Berkeleyにて心理学を学び、学士号を取得。
50年以上にわたって、環境を意識したアメリカ西部のダイナミックな風景を撮影してきた。大判のカラー風景写真には、人的介入、産業開発、核実験、石油化学汚染が、自然界に及ぼす壊滅的な生態学的影響を記録している。
作品「Desert Cantos (デザート・カントス)」は、40の異なるが関連性のある砂漠の海、岩石層、雲の別世界のような写真が、砂漠の火災、核実験場、動物の埋葬地などと並置されている。人類と自然の複雑なつながりを探求したものである。
環境の変化や人と自然の現在を捉えた写真作品など、彼の写真の哲学は、多くの批評家から認められている。

本書は、2013年にFrankel Galleryより刊行されました。2011年作「11.21.11 5:40 PM」 を書籍化したものになります。ビーチを撮らえたこのシリーズは、2000年より始まり今現在も続いているプロジェクトです。ビーチや海にいる人の姿を遠い距離から撮影し、徐々にクローズアップされるというプロセスがあります。本書の中には、ミズラックによって確かな撮影技術で写された一枚の写真、そしてカップルによって携帯で撮影されたデジタルな一枚。この2枚がクローズアップという方法で一つのシリーズに置かれました。

【SALE: 4,900円 → 2,940円】
※ヤケがございます。


出版社:  Frankel Gallery
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 32ページ
サイズ:  29.8 x 39.7 cm
状態:   新古品

販売価格

2,940円(内税)

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