フィリップ・パレーノ【C.H.Z.】

フィリップ・パレーノ(Philippe Parreno 1964年 - )アルジェリア出身、現在はフランス・パリ在住のアーティストです。1983年から1988年までグルノーブルの美術学校にて学んでいます。1990年代にインスタレーション作品について論じたニコラ・ブリオーの「関係性の美学」の中で、多項に渡り取り上げられ一躍知られる存在となりました。作品を個別のコレクションとして捉えるのではなく、展覧会全体の経験が一貫したオブジェクトとして見えるという方法で作品を構築していきます。その他の方法では、コラボレーションという形も多くアーティストや一般の人々とも共に作品を制作する。

本書は、2011年に制作されたフィルム作品「C.H.Z.」(13分14秒)をまとめた書籍になります。C.H.Z.とは、「惑星系のハビタブルゾーン」といい、恒星の周囲の生物が居住できる最適な領域のことを言います。これをテーマにポルトガル・ポルトの近くに造園家とともに架空の土地(星)をつくり撮影されました。本書には、撮影の為のドローイング、本編と短いテキスト、写真での記録がまとめられました。また、ナンシー・スペクター(グッゲンハイム美術館キュレーター、2011年)によるエッセイも掲載。


出版社:  Damiani/Foundation Beyeller
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 144ページ
サイズ:  30.2 x 21.6 cm
状態:   新刊

販売価格

4,100円(内税)

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