インゲ・モラス【The Road to Reno】

インゲ・モラス(Inge Morath 1923 - 2002)オーストリア・グラーツ出身の写真家。ウィーン、パリにて通訳やジャーナリストとして働き、後に写真集団『マグナム』に編集者として参加。ロンドンにて写真を学ぶ。アンリ・カルティエ=ブレッソンのアシスタントを務めた後、写真家として活動し、1953年より女性で初めてのマグナム会員となる。1950年代から世界各地を取材し15冊以上の写真集を制作、出版する。晩年、イランにて女性写真家として非常に困難な中、撮影を行うほか、マグナムでは2002年から30代以下の写真を目指す女性の為にインゲ・モラス賞を設立した。

本書は、インゲ・モラスが初めてアメリカを旅行した時に撮られた写真によるロードムービーを一冊にまとめた書籍です。1960年、インゲ・モラスとアンリ・カルティエ=ブレッソンは、赤色のペンで描かれた道を旅しました、ニューヨークからゲティスバーグ、メンフィス、アルバカーキ、そしてリノに向います。旅の目的の一つジョン・ヒューストンの映画の撮影現場の記録を行う為でした。18日間の旅行の中で、彼女の撮影した写真は繊細でそして洞察力に優れたものでした。ブレッソンのお茶目な写真、マグナムへの実際の報告書などが掲載された面白い写真集です。

【SALE: 3,700円 → 2,220円】

出版社:  Steidl
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 144ページ
サイズ:  25 x 24 cm
状態:   新品

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2,220円(内税)

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