サリー・マン(Sally Mann 1951年 - )アメリカ・バージニア州生まれ。アメリカの女性写真家です。バージニア州・レキシントンの大自然の中に住み、自身の子供たちやアメリカ南部の自然を大判カメラを使用し撮影を行います。1988年に『At twelve』という作品で高い評価をえ、1992年に制作された『Immediate Family』により、彼女の名前を一躍広めるものとなりました。1990年代にデイビッド・ハミルトンやジョック・スタージェスらと共に人気を博した写真家でもあります。スタージェス同様、児童ポルノ規制により論争を呼びました。
裸で自然を駆け巡る子供たちの自然な表情、自然との戯れによって起こったハプニングと人が生み出す新たな表情。それは、どちらにとってもあまりにも美しい自然な表情たち。モノクロームの透き通った、美しいフレーミングの作品です。
また、『Immediate Family』の中の数点の署名入りのプリントを東京国立近代美術館が所蔵しています。
本書は、1994年に初刊行されたサリー・マンの様々な視点の写真を包括的に紹介した書籍になります。1992年「Immediate Family」では、自身の子供たちを写した写真が脚光を浴びました。それらの人物写真のみならず、自然やアブストラクトな写真を掲載したものになります。時間をかけて閉じ込めた光と美しいフレーミングをモノクロとカラーのプリントにてごら頂けるものになっております。
出版社: Aperture
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 80ページ
サイズ: 24.1 x 28.6 cm
状態: 新品