リチャード・ディーコン(Richard Deacon 1949年 - )イギリス・ウェールズ北西部バンガー出身の彫刻家です。イギリス・サマセット大学、ロンドン芸術大学(セントラル・セント・マーチン)、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて学んでいます。初個展は、1978年ブリクストンにて行われました。抽象彫刻家と知られ、ニュー・ブリティッシュ・スカルプチャ−(1970年題後半から80年代初頭のイギリス彫刻の流れ)の一人として挙げられます。(その他、トニー・クラッグやアニッシュ・カプーアなど)60年代の抽象彫刻の流れを受けながら、有機的な形やフォームに文学の要素や科学的な世界観を取り入れたこの新しい流れの代表作家であえい、作品素材には、プラスティック・鉄・木材・ラバーなどを仕様しています。
大英帝国勲章、受章者であり、1987年にはターナー賞を受賞しています。
本書は、2005年から2006年にかけてスペイン・フィンランド・ドイツにて行われた”The Size of it”展の際に同時刊行された書籍になります。1995年から2003年に制作された「Large Sculpture」「Ceramic」「Drawing」「Cray Studies」とカテゴリー分けされたディーコンの作品が掲載されています。「Drawing」と「Cray Studies」は、作品のプロセスを垣間見ることができます。また、ディーコンとJavier Gonzalez de Duranaによる対談も含まれています。
出版社: Richter Verlag
タイプ: ハードカバー
言語: 英語、スウェーデン語
ページ数: 115ページ
サイズ: 28.6 x 22.8 cm
状態: 新刊