エドワード・キーンホルツ (Edward Kienholz 1927 - 1994年)アメリカ・ワシントン州出身。インスタレーションやアッサンブラージュを用いた彫刻で知られるアーティストです。現代生活における側面の一つである、社会問題を取り上げそれらをテーマに制作を行なっていました。
彼は精神病院や中古車販売などで働いた後、1952年にロサンゼルスに移住。自身で画廊を経営しながら創作を始めます。1972年以降は、ナンシー・レディンとの共同制作を行なっている。日本では、1969年より3年の歳月を掛けて制作した「Five Car Stud」が1990年にDIC川村記念美術館の所蔵作品となっています。
本書は、2011年から2012年にドイツ・フランクフルトのSchirn Kusthalleとスイス・バーゼルのティンゲリー美術館にて行われた展覧会時に刊行された書籍になります。1950年代半ばから1970年ごろまでのキーンホルツの作品と1972年以降のナンシー・レディンとの作品を始め、今回初めてナンシー・レディンのアーカイブからいくつかの制作過程の写真も掲載されています。1960年代に制作されたキーンホルツのコンセプチュアル作品やナンシー・レディンへのインタビューと3つのエッセイも共に掲載されたボリュームある書籍となっています。
出版社: Schirn Kunsthalle Frankfurt
タイプ: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
ページ数: 245ページ
サイズ: 25.6 x 24.3 cm
状態: 新刊