ジョルジュ・ルース (Georges Rousse 1947年 - ) フランス・パリ出身のアーティストです。写真家・彫刻家です。
9歳の頃、コダックのブローニーを手にし写真の研究を始めます。ニースの医学部に進学しますが、同時にプロの撮影・現像の技術を取得。後に、建築写真専用のスタジオをオープンさせました。1980年より、建築物の壁に遠近法を利用した絵画を描き撮影した彫刻作品を作ります。この遠近法の利用により、絵画が立体的なものに見える不思議な空間を作り出しました。日本では、1995年の神戸大震災後に兵庫県立美術館にてインスタレーションを制作、2013年には宮城県のアートプロジェクトに参加しています。
本書は、2012年のMusse de CanneとVille de Canneとルースによるコラボレーションを機に翌年2013年に刊行された書籍となります。1980年代から2013年までに制作された建築物の中に作られた大規模なインスタレーション作品50点を掲載しています。(インスタレーションは、ローマ・カンヌ・シチリア島・アテネ・キプロス・エルサレム・アレクサンドリアなどヨーロッパ各地で行われたものです)
出版社: Actes Sud
タイプ: ハードカバー
言語: 英語、フランス語
ページ数: 96ページ
サイズ: 28.7 x 22.5 cm
状態: 新刊
その他: カラー図版59点