テリー・ウィンタース【Patterns in a Chromatic Field】

テリー・ウィンタース(Terry Winters, 1949 - )ニューヨーク生まれ、ニューヨークのプラット・インスティテュートにて美術を学び、現在も同地にて在住、活動を続けているアーティストです。1980年以降、アメリカ国内だけでなく世界各国の美術館やギャラリーで作品を発表。植物の細胞・胞子・種子に触発されたイメージを始めとする生物学的な生成過程や、科学的・数学的な分野、情報技術によるインタラクションや人間精神など様々な分野からインスピレーションを得ながら、線やドットが生み出す複雑なパターンによって、抽象表現の概念を押し広げる作品を制作しています。

本書は、ウィンタースの光学的・心理学的な探求によって生み出された新作の抽象絵画17点を紹介する一冊です。折り重なった色彩と形態によって、観る者に新たな感覚と身体的な体験をもたらすウィンタースの作品を紐解くスザンヌ・ハドソンによるエッセイや関連資料の他、実寸大の拡大図版などを収録しています。
本書のエッセイにてハドソンは、「ウィンタースのペインティングは、完全に計画されており、既に存在している基盤や構成的な手法に頼ること無く、蓄積され発展していく作品である。」と語っています。


出版社:  Matthew Marks Gallery
タイプ:  ハードカバー(クロス張)
言語:   英語
ページ数: 76ページ
サイズ:  29.8 × 23.5 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版40点、白黒図版3点

販売価格

3,750円(内税)

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