ジョン・ケージ【Every day is a good day】

ジョン・ケージ ( John Cage 1912年 - 1992年 ) アメリカ出身の音楽家です。実験音楽家、作曲家、詩人、きのこ研究家であり、音楽・芸術の分野に大きな影響を与えた人物です。1934年から1937年にかけて、シェーンベルクに師事。1940年には、プリペアド・ピアノを考案。この頃、ブラック・マウンテンカレッジで教鞭もとっています。1952年には「4’33」を制作。この作品が制作された1950年代には、中国の易などを用い、それまでの西洋音楽になかった『偶然性』を取り入れた「チャンス・オペレーション」などを生み出しました。

本書は、2010年から2011年にBaltic Centre for Contemporary Art、Kettle's Yard, Cambridge、Huddersfield Art Gallery、Hunterian Museum and Art Gallery, Glasgow、De la Warr Pavillion, Bexhill on Seaにて行われた展覧会時に同時刊行された書籍になります。20世紀で最も影響力のあったアーティストの一人ジョン・ケージは、音楽の他にも素晴らしい作品を残しています。彼の音楽と同じように偶然性を用いた作品は、絵画、ドローイング、水彩画、版画にまで及びます。特にマルセル・デシュシャンの死後以後に作り始められた絵画作品(1969年〜1992年のもの)が掲載されています。また、Kathan Brown、Ray Kass、Laura Kuhn、Julie Lazarなどのケージと縁ある人々へのインタビューや、「Companion to Cage」と題されたケージの生涯に関係するキーワードから読み解いていく楽しいページもございます。


出版社:  Hayward Publishing
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 160ページ
サイズ:  21 x 18 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版80点、モノクロ図版20点

販売価格

3,800円(内税)

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