ジュリアン・シュナーベル (Julian Schnabel 1951年 - )アメリカ・ニューヨーク出身の芸術家、映画監督。新表現主義の画家の一人として知られている。1980年代、壊れた陶器の皿をはめ込んだ大型の絵画「Plate Paintings」にて国際的に注目を浴びる。1990年代以降は、独立系アートハウス映画に支持し、多くの映画作品を制作。1996年には、友人ジャン=ミシェル・バスキアの伝記映画を発表。2002年にはヴェネツィア国際映画祭にて、「夜になるまえに」で審査委員グランプリを受賞。ヒューストン大学にてB.F.Aを取得。後にニューヨークのホイットニー美術館の研究プログラム(ISP)に参加。アントニオ・ガウディ、サイ・トゥオンブリ−、ヨーゼフ・ボイスに感銘を受けている。
本書は、2010年3月から7月にドイツ・デュッセルドルフ、同年6月から7月に同国・ミュンヘンにて開催された展覧会時に同時刊行された書籍になります。
ジュリアン・シュナーベルによる多くの未発表のポラロイド写真(2002年から2008年制作)が掲載されています。それらは、20×24インチのヴィンテージカメラによって撮影されました(プリント後にペインティングが施されたものなどもあります)。ルー・リード、プラシド・ドミンゴ、ビースティボーイズ、ミッキー・ロークなどアーティストやその家族、友人たちが被写体となっておりプライベートなコレクションといえる写真です。
そしてそれらは、シュナーベルのブルックリン、モントーク、ロングアイランドにある自身のプライベートスタジオに飾られています。
詩的でユニークな絵画のようなポラロイド写真集です。
出版社: Prestel
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 200ページ
サイズ: 32.5 x 26,8 cm
状態: 新刊
その他: 図版106点