ナ・キム (Na Kim ?) 韓国出身のグラッフィックデザイナー。現在は、同国・ソウルとドイツ・ベルリンを拠点に活動を行っている。韓国の弘益大学校を卒業。2004年には、他3名のデザイナーと共に”umool umool”と呼ばれる国際的に認知される為のコンセプトとデザインを合わせた自身のマガジンプロジェクトを開始。2006年から2008年にはオランダのThe Werkplaatsのタイポグラフィプログラムに参加。自身のスタジオを設立。プログラム終了後、原点に回帰するため韓国・ソウルに戻り、その後、ニューヨークでのアートレジデンスの機会を得てアメリカ合衆国・ニューヨークで学んだ。2009年から2011年まで、Graphic Magazineのコンセプトとデザインを担当。2011年にはGraphic Design World at Milan Triennale Museum、2012年には、Millennium Magazines at Momaに参加。Victoria & Albert、ニューヨーク近代美術館、Milan Triennale Museum、Die Neue Sammlungなど多くの国際展にも招待されている。
本書は、2015年10月から11月にアメリカ・ニューヨークのDOOSAN Galleryにて開催された展覧会に合わせて刊行された書籍になります。Na Kimの2006年から2015年までのグラフィックワークが紹介されました。
この書籍は、彼女のプライベートな作品のためのサンプル帳のように作品へのアイデアの断片が集められています。また、本書は通常のカタログとは対象的に、事前にこの展示の為に試行錯誤された展示スペースを想定したアイデアやスケッチを掲載しました。
出版社: Roma Publications
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語、韓国語
ページ数: 122ページ
サイズ: 30 x 23 cm
状態: 新品