ギデオン・ルービン 【Gideon Rubin】

ギデオン・ルービン (Gideon Rubin 1973年 - )イスラエル・テルアビブ出身の現代アーティストです。現在は、イギリス・ロンドンを拠点に活動を行っています。
顔のない人物、ぼかしやにじみのある輪郭、丸みを帯びた筆跡などが特徴の絵画を制作しています。
1999年アメリカ・ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツにてBFAを、また2002年イギリス・ロンドンのSlade School of Fine ArtにてMFAを取得しています。1999年には、グループ展「Young Israeli Art」に参加、2003年には、テルアビブのAlon Segev Galleryにて個展「Toy Soldier」を開催。2012年には、ドイツ・ケルンのGalerie Karsten Greve、2013年にはフランス・パリの同ギャラリーとアメリカ・サンフランシスコのHosfelt Gallery、2015年にはロンドンのHosfelt Galleryなど、近年、世界中で個展を行っています。

本書は、2015年秋に刊行されたギデオン・ルービンの初のモノグラフです。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ以降、ルービンは現在の特徴的な絵画の制作を始めています。20世紀の家族アルバムや新聞、雑誌などの見知らぬ人物などが写った部分切り出し、顔のない人物を閉塞的なプロセスから描いていきます。また、小さなダンボールのキレ端に描いた顔のない著名人や中国のプロパガンダのパンフレットの人物の顔を取り払った作品など、社会的な事変へも同様の方法で制作行っていきます。本書には、それらのシリーズを含めた2005年から2014年までの作品、そして展示風景やアーティストのスタジオ写真を178点のカラー図版にて掲載しています。

出版社:  Art / Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 208ページ
サイズ:  25.9 x 21.3 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版178点

販売価格

4,800円(内税)

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