ロベルト・マッタ【On the Edge of a Dream】

ロベルト・マッタ(Robert Matta 1911 - 2002年)チリ・サンティアゴ出身の画家です。(マッタ:Mattaのみで、表記されていることも多い。フルネームは、ロベルト・セバスティアン・マッタ・エチャウレン)裕福な家系に生まれ、バスク、スペイン、フランスの血を受け継ぎ、数ヶ国語を取得しています。
学生時代は、サンティアゴ・カトリック大学で建築を学び、1933年にはフランス、イタリア、スペイン、ドイツなどを放浪、1934年から36年までは、ル・コルビジェの事務所に勤務し、パリにてピカソやミロ、マルセル・デュシャンとも親交しています。シュルレアリスムのオートマティスムに共鳴し、1938年には「心理学的形態学」を完成させました。戦争下の1939年には、他のアーティストと共にニューヨークに亡命、そこで活動を続け、後のアメリカ抽象絵画に大きな影響を与えています。1948年には、ヨーロッパに戻り、フランス国籍を取得。1957年には、MOMAにて回顧展を開催。1995年には高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。

本書は、マッタのディーラー・友人であるトーマス・モナハンの個人的な観点によって、マッタの作品を案内する一冊となります。
2つのインタビューが収められており、ひとつはモナハンによるもの、マッタとモナハンの思い出を通じて、読者はマッタの絵画の進化を参照しながら、自宅やスタジオ、パリの街並みを訪れ、生前のマッタの驚くべきエネルギーを知ります。
もうひとつは、ハンス・ウルリッヒ・オブリストによるマッタの亡くなる直前に行われたものになります。

出版社:  Skira
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 151ページ
サイズ:  28.6 x 28.6 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版100点

販売価格

6,100円(内税)

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