ヴォルフガング・ティルマンス【On The Verge Of Visibility】

ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans, 1968年 - )ドイツ・レムシャイト出身の芸術家。。現在は、ベルリンとロンドンを拠点に活動を行う。交換留学でイングランドを訪れ、1990年から1992年に南イングランドのボーンマス大学にて学ぶ。1994年には、NYに一年滞在。1992年頃より、ロンドンのクラブやゲイカルチャーなど、自身の友人や若い世代の人々の「現在」を写したスナップ写真や、それらの写真を掲載した雑誌によって注目を浴びる。2000年には、ターナー賞を写真家として、そしてイギリス人以外の芸術家として、初めて受賞する。
彼の目線で切り取られた写真は、ある種のコンテクストを含み、様々な実験的試みがなされる現像過程や、空間的に配置され、額装ではなくピンやテープで留められた展示まで、一貫した制作姿勢を見ることが出来る。一部の展覧会でのシリーズを見た人は、タイポロジー的だとも評している。

 本書は、2016年の初めからポルトガルのセラルヴェス現代美術館にて行われた展覧会に合わせて出版された書籍になります。展覧会では、1995年から現在までのティルマンス作品によって構成されており、昼と夜の境目である夕暮れや、空と地球、空と雲などの境界線をめぐる自然現象の写真が多く含まれています。
 展示されたそれぞれの作品図版の他に、会場の図面や模型、実際の展示風景の図版が多く載せられており、雰囲気や、写真のサイズ感、関係性を含めてご覧頂ける一冊となっています。

出版社:  Serralves
タイプ:  ペーパーバック
言語:   ポルトガル語、英語
ページ数: 96ページ
サイズ:  32 x 23.5 cm
状態:   新刊

販売価格

3,200円(内税)

SOLD OUT
関連するオススメ書籍




新入荷!