エドワード・マイブリッジ【Man Riding A Horse】

エドワード・マイブリッジ(Eadweard J. Muybridge, 1830 - 1904)動物の動きを連続撮影した作品で知られる、イギリス出身の写真家です。1855年にアメリカ西部に移住しますが、駅馬車による事故の為、故郷イギリスにて静養中に写真技術を学びます。1867年サンフランシスコに戻り、風景写真やアメリカ西部の発展する都市の写真を撮影始めます。
 マイブリッジの動態撮影は、元カリフォルニア州知事リーランド・スタンフォードによる「走る馬の脚全てが、地面から離れる瞬間があるか」という依頼から始まります。マイブリッジは証拠写真の撮影に取りかかり、様々な技術的な困難の中、特別設計のカメラ12台によって走る馬の連続撮影に成功します。その後も、人間や動物の動作の連続撮影を続け、1887年にその成果をまとめた写真集「動物の運動(Animal Locomotion)」で多大な反響を得ました。
 静止画を連続させることで運動を捉えるというマイブリッジの試みは、後の映像技術の先駆けとしてみることができる他、肉眼ではとらえ難かった運動の克明な記録は、後のアーティストにも大きな影響を与えています。

 本書は、マイブリッジの連続写真をページを指でめくることでパラパラ漫画として動かして見ることのできる、フリップブック・シリーズのひとつになります。1978年に出版されたマイブリッジの最初期の作品「Attitudes of Animals in Motion」より馬に乗る男性のイメージを使用した一冊です。フリップブックとは別に、マイブリッジの連続撮影を紹介するテキストが小冊子として付属しています。
 マイブリッジ作の作品に気軽に楽しく触れられる、ギフトにもお勧めの一冊です。

出版社:  Optical Toys
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 108ページ(小冊子8ページ)
サイズ:  11 x 5 cm
状態:   新刊

販売価格

800円(内税)

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