アレックス・カッツ(Alex Katz 1927年 - )アメリカ合衆国・ニューヨーク出身の芸術家。同国のポップアート運動に参加したフィギュラティヴ・アーティストとして知られる。均一に塗られた絵の具、選び抜かれたアウトライン、様々な対比の木製パネルを特徴とした絵画や版画を製作。日本の版画家からの影響も受けたとされている。1946年から1949年にニューヨークのThe Cooper Union、1949年から1950年はメイン州のSkowhegan School of Painting and Sculptureにて学ぶ。初期に制作した絵画約1000枚を破棄している
チューリッヒのハウス・コンストルクティヴ美術館にて、1948年から今日までのカッツの風景画に焦点を当てた展覧会に合わせて刊行された書籍となります。カッツにとって、風景は人物と並んで、彼の過去の作品においても常に関心を寄せ続けているモチーフであり、初期の抽象的な風景画から、7メートルに及ぶ風景を構成し近年の大作まで数々の風景画が紹介されています。
また彼の作品において、風景は単なる自然としてだけでなく、場所や分脈、関係性を表しており、本書では風景と特別の関係性示す、カッツの人物や花の絵などの作品もセレクトされ掲載されています。
出版社: Kehrer
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 96ページ
サイズ: 29.5 x 24.5 cm
状態: 新刊
その他: 図版45点