アレック・ソス 【SLEEPING BY THE MISSISSIPPI 】
アレック・ソス (Alec Soth 1969年 - )アメリカ・ミネソタ州出身の写真家です。現在も、同都市在住。2004年よりマグナムに参加、2008年より正会員となっています。2004年にミシシッピ川を旅し、ポートレートや風景写真を撮り収め自身で制作した「Sleeping by The Mississippi」にて、一躍しられる写真家となりました。2008年、自身の出版社「Little Brown Mushroom」を設立。2013年には、グッゲンハイム奨励金受賞。世界の主要な美術館のパブリックコレクションに作品が収蔵されている。 2015年、2004年から2015年までに出版された写真集の中から4冊を厳選し、一つにまとめたBOX型の写真集「Gathered Leaves」が刊行されました。 国際的写真家集団「マグナム・フォト」正会員を務めるアメリカ人フォトグラファー、アレック・ソス(Alec Soth)の作品集。ロバート・フランクやウィリアム・エグルストンに次ぎ、ロードトリップ写真で多くの写真家に影響を与えたアレック・ソス。「Sleeping by the Mississippi」は、作者にとって初写真集でありながらその名を人々の記憶に刻んだ名作であり、2004年にSteidlより刊行。今回、新たに2点未収録作品が加えられた復刻版として、MACKより出版された。 アメリカ・ミシシッピ川沿いのロードトリップを中心として、アメリカのアイコン的役割を果たすが故に寧ろ忘れられがちな「サード・コースト(第3の海岸)」を捉えている。その地で生きる人々や風景、建物の中を大判のカラー写真で贅沢かつ丁寧に、豊かに描き出している。五感に訴えかけてくるような被写体の生々しさとともに、一貫して孤独や切望、幻想といった人間の内側が物悲しくも露わになっている。 アメリカ人フォトグラファーのロバート・フランク(Robert Frank)の代表作であり写真史を語るにおいて欠かせない一冊「The Americans」のように、「Sleeping by the Mississippi」はドキュメンタリー要素と詩的な感性を融合させている。本の主題よりもその繊細で整理された構成や図版の美しさが際立っており、厳格なコンセプトやイデオロギーをもって一冊に綴じられているのではなく、アメリカンスピリット由来の心の底から湧き出る旅への衝動から生まれたシリーズであり、写真史においてその時代を語る上で非常に重要な写真集の1つである。 「容赦無く編まれた46枚の写真の中で、病、繁殖、人種、犯罪、学問、芸術、音楽、死、宗教、贖罪、政治、低俗な性行為などをアレックは示唆している。」− アン・ウィルクス・タッカー(ヒューストン美術館写真部門キュレーター) 現代の最高傑作である。 − Photo-Eye アメリカが誇る、最も完璧で魅力的な写真家である。 − The Guardian アレック・ソスは、誰もが認めるようにウォーカー・エヴァンスやドロシア・ラング回帰を思わせるドキュメンタリー写真の後継者であり、アメリカを社会的かつ地理学的な観点で捉える写真家のうち、存命する中では最も素晴らしい写真家だと言える。 − The Telegraph 出版社: MACK タイプ: ハードカバー 言語: 英語 ページ数: 120ページ サイズ: 27.5 x 28 cm 状態: 新刊
8,100円(内税)
6,930円(内税)
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