ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys 1921年 - 1986年)旧西ドイツ出身の現代アーティスト。独自の理論に基づく彫刻、インスタレーション、ドローイングなどの作品を制作、1960年代に現代アート・グループである『フルクサス』と接触してからは、アクションと呼ばれるパフォーマンス作品を数多く発表した。70年代以降は、アンディ・ウォーホルと並ぶ現代アート界のスーパースターとして注目されただけでなく、「社会彫刻」という概念のもと、「国際自由大学」の設立、「緑の党」への関与などアートの領域を社会活動にまで広げ、その活動は常に賛否両論を巻き起こした。また、デュッセルドルフ芸術アカデミーのボイスの教室からは、ゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケ、アンゼルム・キーファーなど、後のドイツ美術を代表するアーティストが生まれた他、現在のアーティストにも多大な影響を与えている。
弊店の【Specials:Joseph Beuys/ヨーゼフ・ボイス】でもご紹介しております。
本書は、1983年にイギリスの3か所を巡回した、ボイスのドローイング点の内容をまとめた書籍になります。イギイスとドイツの様々なコレクションより集められた、1941年から83年かけて描かれた貴重なドローイング作品150点を収録する他、ボイスのドローイングについての長文エッセイが収められています。
こちらの書籍は、表紙に時間の経過に伴う多少の汚れ、見開きの端に前の持ち主のものと思われる幅35mmほどのスタンプがございます。
出版社: V & A Publications
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 172ページ
サイズ: 29.7 x 21 cm
その他: 図版110点
状態: 古書