【Before Projection; Video Sculpture 1974 - 1995】

本書は、ビデオアートにおいてプロジェクション機器が広く使用される以前の、モニターを使用した彫刻作品に焦点を当て、様々なアーティストの作品を取り上げて論じた書籍となります。2018年にアメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジのMITリスト・ヴィジュアル・芸術センターにて行われた同名の展覧会に合わせて刊行されました。
過去20年間に見過ごされたきた作品の数々に鋭く焦点を当て、1970年代以降のモニターを使用した彫刻の再評価に向けた調査により、ビデオアートが登場する以前の最初期のビデオによる実験から、ビデオアートがギャラリースペースでの大規模で映画的なインスタレーションへと劇的に変化する地点の間の関係を探ります。
取り上げられているアーティストは、Dara Birnbaum、Ernst Caramelle、Takahiko Iimura、Shigeko Kubota、Mary Lucier、Muntadas、Tony Oursler、Nam June Paik、Friederike Pezold、Adrian Piper、Diana Thater、Maria Vedderの12名。
それぞれの作品の美学的主張を読み解きながら、最初期のビデオ作品からプロジェクション作品への文脈の間に、モニター彫刻作品を完全な形で位置付けるだけでなく、1980年代の一般的な彫刻の発展との関連性についての考察を含んだ内容となっています。


出版社:  Hirmer
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 144ページ
サイズ:  23.5 x 14.8 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版58点

販売価格

3,900円(内税)

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