身体は、未だ論争の場であり続けています。政治化され、概念化され、ますます共有された、我々のしばしば矛盾した人間の形態との関係は、必ずしも新しいものではありません。しかし、デジタル化され、仮想化された今日において、様々な加速が見られます。
我々の身体には、幻想から現実、美から暴虐、芸術から商業、好奇心から強迫観念に束縛された可能性が、、別の身体や別の人生についての夢が残されています。
本書は、アート、ファッション、科学などの写真の世界から、『Body』にまつわる7つのテーマによる写真表現についての調査をまとめた書籍となります。荒木経惟、Bettina Rheims、Lauren Greenfield、Viviane Sassen、Cindy Sherman、Wolfgang Tillmans、森山大道、Sally Mann、Pieter Hugo、Juergen Teller、Sølve Sundsbø、Daniel Sannwaldなど多数のアーティストの作品360点以上を紹介する他、Nathalie Herschdorferによる身体についてのエッセイに加え、幅広い写真の領域を視野に入れるべく、心理学者のDavid Sanderによる我々の身体表現を神経学的に論じたエッセイを収録。
我々がどのように人間の姿のイメージし、そしてそれらのイメージがどのように使用され、共有されてきたかを探る一冊となっています。
出版社: Thames & Hudson
タイプ: ハードカバー
ページ数: 432ページ
言語: 英語
サイズ: 30 x 21 cm
状態: 新品
図版: 369点