ジョージア・オキーフ【Paintings & Photographs】

ジョージア・オキーフ(Georgia Totto O'Keeffe, 1887 - 1986)は、拡大した花、ニューヨークの摩天楼、ニューメキシコ州の風景を描いた絵画で特に知られ、アメリカモダニズムの母と評されるアメリカの女性画家。夫は画商・写真家のアルフレッド・スティーグリッツ。
シカゴとニューヨークにて絵画を学び、イラストレーターとして働いた後、本格的に絵画を制作する。1917年にスティーグリッツの助けにより展覧会を開催、1918年にはニューヨークに移り、アーティストとして本格的に活動を始める。1929年以降、牛などの動物の骨、植物などニューメキシコ州の風景に魅了され、一年の一部をそこで過ごすようになった。スティーグリッツの死後は、ニューメキシコのサンタフェに永住し、彼女の死後、同地にジョージア・オキーフ美術館が設立された。

1966年6月、ライフの写真家ジョン・ロエンガード(John Loengard, 1934 - )は、ニューメキシコ州へ、アメリカで最も有名なアーティストであるオキーフを訪ねました。その時、79歳になるオキーフは、ネイティブアメリカンの居留地であるGhost Ranchで20年以上一人暮らしをしていました。3日間、ロエンガードは砂漠に住むこの背の高い孤独な女性に同行し、写真に収めました。
本書は、ロエンガードによるアトリエや大自然の中に佇むオキーフの姿を捉えた写真と、厳選されたオキーフの作品を並べて編集された書籍になります。また、ロエンガードのテキストとオキーフの日記からの抜粋を収録。
詩的で瞑想的なモノクロ写真による神秘的な生活の様子と、オキーフの作品の厳格な美しさの調和を感じ取っていただける一冊となっています。


出版社:  Schirmer/Mosel
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 80ページ
図版:   65点(カラー26点、白黒39点)
サイズ:  24 x 19.2 cm
状態:   新刊

販売価格

1,900円(内税)

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