ホルスト・ヤンセン【Neue Zeichnungen】

ホルスト・ヤンセン(Horst Janssen, 1929 - 1995)は、ドイツ・ハンブルク生まれの画家であり、ポスター、イラスト、版画、絵本など様々な作品を残しています。子供の頃から並外れた素描の才能を見せ、最年少の16歳でハンブルクの大学に入学しAlfred Mahlauの元で美術を学びます。その頃から、彼の作品は脚光を浴び始め、世界各国にて展覧会を行う他、多数の賞を受賞しています。
ヤンセンは、レンブラント、デューラー、フュースリなどの画家の作品の相違や類似を熱心に分析しています。また、エゴン・シーレ、パウル・ヴンダーリッヒ、ジャン・デュビュッフェ、マックス・ベックマン、パウル・クレー、ベン・シャーン等の画家との類似性が指摘されている他、葛飾北斎を始めとする日本の美術にも大きな影響を受けたと言われています。

本書は、1970年から1972年に書かれた、ドローイングをセレクトした書籍。特大サイズの書籍、厚みのある紙に印刷された、日本の浮世絵の影響を強く感じさせる風景画、自画像や女性の人物画、花や果物などの静物画合計40点を収録。
写実と幻想の入り混じった、ヤンセン独自の雰囲気を強く感じさせる作品集となっています。


出版社:  Propyläen Verlag
出版年:  1973年
タイプ:  ハードカバー(スリップケース付)
言語:   ドイツ語(キャプション奥付以外テキストなし)
サイズ:  34.5 x 45.5 cm
ページ数: 45ページ
図版:   40点
状態:   中古(ケースに焼け、書籍自体は出版年を考慮すると、目立った汚れや傷の少ない良好な状態)

販売価格

8,800円(内税)

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