ヴォルフガング・ティルマンス【Today is The First Day】
ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans, 1968年 - )ドイツ・レムシャイト出身の芸術家。。現在は、ベルリンとロンドンを拠点に活動を行う。交換留学でイングランドを訪れ、1990年から1992年に南イングランドのボーンマス大学にて学ぶ。1994年には、NYに一年滞在。1992年頃より、ロンドンのクラブやゲイカルチャーなど、自身の友人や若い世代の人々の「現在」を写したスナップ写真や、それらの写真を掲載した雑誌によって注目を浴びる。2000年には、ターナー賞を写真家として、そしてイギリス人以外の芸術家として、初めて受賞する。 彼の目線で切り取られた写真は、ある種のコンテクストを含み、様々な実験的試みがなされる現像過程や、空間的に配置され、額装ではなくピンやテープで留められた展示まで、一貫した制作姿勢を見ることが出来る。一部の展覧会でのシリーズを見た人は、タイポロジー的だとも評している。 本書は、2018年10月26日から2019年3月10日までアイルランドのIMMA(Irish Museum of Modern Art)と2020年2月1日から5月24日までベルギー・ブリュッセルの現代アートセンターWIELSにて開催の初めての大規模なティルマンスの展覧会を機に刊行された書籍です。 コンセプトの立案からデザインまでをティルマンス本人が携わった本書では、過去3年間の最新の作品の進展と、イメージメーキングやビデオ、パフォーマンス、音楽、政治活動など多面的なアプローチや、ジャーナリストPatricia Hechtと地質学者Dr David Chewとティルマンスによる二つの対談、Devrim Bayar、Brian Dillon、Sara Glennie、Olivia Laing、Eimear McBride、David Nash、Michaela Nash、Mark O’Kelly、Benjamin Stafford、Catherine Woodによる寄稿、また30ページ以上に渡ってイギリス国立オペラで上演の「War Requiem」の為にデザインされた舞台装置や最新のポートレート、キンシャサやゴスラー、香港などでのインスタレーション作品なども掲載されています。 出版社: Walter Konig タイプ: ペーパーバック 言語: 英語 ページ数: 512ページ サイズ: 19.7 x 25 cm 状態: 新刊 その他: 図版550点
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