【The Young and Evil: Queer Modernism in New York 1930-1955】

2019年2月21日から2019年4月13日まで、アメリカ・ニューヨークのDavid Zwirner Gellaryで開催された展覧会を機に刊行されました。Jenny Saltzから”最も反動的でありながら、ラジカルなビジョンの一つである”と賞賛されたThe Young and Evilは、活動的なアーティストと作家のグループを取り上げました。
同性愛が、アメリカの文化にとって問題視されたのは、フィギレーションがモダニズム絵画にとって問題視されたことと同様でした。Paul Cadmus, Fidelma Cadmus Kirstein, Charles Henri Ford, Jared French, Margaret Hoening French, George Platt Lynes, Bernard Perlin, Pavel Tchelitchew, George Tooker, Alexander Jensen Yowらと彼らのサークルは、新しい社会の創造物であり、病理的で犯罪的と扱われた当時、プレイフルで大胆な同性愛者たちでした。
彼らは、エロティシズムと親密さを用いた身体主導のモダニズムを追求しましたが、当時のアメリカ文化には適応しませんでした。彼らの作品は、抽象化や古典的モデル、古風な造形的フォームやルネサンスの技法は用いない先駆的なものでした。反動的な美的操作として見なされる作品は、自身の生活を描写したことから来ているのかもしれません。これまで展示されていない写真、彫刻、ドローイング、絵葉書やポスター、そして大変貴重な絵画作品などをこの展覧会及び本書で掲載し、あまり知られていない彼らの歴史、そして知的、芸術的、個人的な生活を紹介。本展のキュレーターJarrett Earnestによって編集され、Michael SchreiberによるAlexander Jensen Yow へのインタビューも収録。

出版社:  David Zwirner Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 152ページ
サイズ:  29.8 x 22.2 cm
状態:   新品
その他:  図版162点
刊行年:  2020年
ISBN:   9781644230268

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