【The Serving Library Annual 2019/20 (Bruno Munari Obvious Code)】
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari, 1907 - 1998)は、デザイン、絵画や彫刻、実験映像、絵本、美術教育など、多岐にわたる分野で活躍したイタリアのアーティスト。イタリア・ミラノで生まれた後、北イタリアの小さなコムーネで育った。1925年18歳の時ミラノへ戻り、イタリアの前衛芸術運動の一つである未来派の活動に参加。1930ー40年代はグラフィックデザイナー、アートディレクターとして雑誌の編集に関わる一方、幼い息子の為に仕掛け絵本を企画デザイン。1950年代からイタリアのダネーゼ社のためのプロダクトを数多くデザインし、その後も家具、照明器具などの工業製品のデザインを数多く残した。1958年、イタリアを訪れていた詩人・美術評論家の瀧口修造と知り合い、1965年に日本で個展を開催。以降しばしば日本を訪れ、日本の伝統的な美意識やデザインに影響を受ける。1967年アメリカ・ハーバード大学へ招かれ、デザインの講義を行い、以後デザイン教育の分野でも多くの著書を残す他、イタリア・ミラノのブレラ美術アカデミーなどで教鞭を執った。晩年はこどものための造形ワークショップ活動に力を注ぎ、イタリア各地、日本を含む国外でもワークショップを行っている。 本書は、The Surving Librart Annual 2019/20版です。今回は、ブルーノ・ムナーリの作品についての彼自身の文章、スケッチ、詩からなる『Obvious Code』(1971)が初めて英訳され、一冊にまとめられました。『Abitacolo』などの象徴的なデザイン作品、手作りのスライドシリーズのような画期的なアート作品、アートマーケットについての知られていない詩、『unreadable books』シリーズのオリジナル作品を収録。多数のアーティスト、デザイナー、作家、キュレーターが招かれ、Munarのテキストを解説し、国際的なアートへの影響の深さを探ります。 出版社: Roma Publications タイプ: ペーパーバック 言語: 英語 サイズ: 29 x 21 cm ページ数: 144ページ 状態: 新品
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