ハインツ・マック(Heinz Mack 1931年)ドイツ・ヘッセン州出身の芸術家。1957年ドイツ・デュッセルドルフを拠点に結成された「ZERO」の創設者の一人でもある。「light」をテーマとした彫刻と写真、絵画、ドローイング、墨絵などを制作。光を使用したレリーフとインスタレーションが最もよく知られている。また、パブリックスペースや教会家具、舞台装置、モザイクのデザインなども製作している。1950年代にデュッセルドルフ美術アカデミーで学び、1956年にケルン大学でも哲学の学位を取得。1959年と1964年にはドクメンタに参加。1970年の第35回ヴェネチアビエンナーレではドイツ館代表として参加。1958年のクレーフェルト市の芸術賞をはじめに数多くの芸術文化賞を受賞。現在までに約300以上の展覧会で展示を行なっている。現在は、メンヒェングラートバッハとイビサ在住。
本書は、2015年秋に刊行された書籍になります。ZEROの共同創設者であるハインツ・マックは、ドイツでもっとも重要な現代アーティストの一人です。ヨーロッパの前衛に深く根ざしており、彼の作品は、美術史の一部にとっても不可欠です。この書籍では、彼の芸術的実践の中心となる彫刻のレリーフを紹介しています。マックは、光と表層の相互作用を強調する「Light-relief」(光のレリーフ)という言葉を創りました。書籍には、300枚以上のカラー図版で1952年から2015年までの作品を掲載、石、木、さらには砂で制作されたレリーフなども含まれています。マックのレリーフに焦点を当てた最初の書籍でもあります。
出版社: Hirmer Verlag
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 400ページ
サイズ: 30.4 x 27 cm
状態: 新品
その他: 図版731点