ハイモ・ツォーベルニク【Heimo Zobernig】

ハイモ・ツォーベルニク(Heimo Zobernig, 1958年 - )オーストリア出身の芸術家。絵画や彫刻からサイトスペシフィック・インスタレーションやデザインまで、さまざまなメディアで活躍するオーストリアのアーティスト。ウィーン美術アカデミーで学び、1983年にウィーン応用芸術アカデミーを卒業。作品は、段ボール、発泡スチロール、プレスボード、リネン、蛍光灯などの日常的な素材を使用し、シンプルで幾何学的な抽象形態を特徴としており、アートワークとは何か、それがどのように機能するか、そして鑑賞者がどのように認識し相互作用が起こるのかといった視点から、文脈や歴史について完全な知識により、慎重にそしてしばしば遊び心のあるアプローチで作品を制作する。美術だけではなく建築やデザインにも関与し、鑑賞者への包括的な認識を促す環境全体を構築している。2015年にベネツィア・ビエンナーレでの展示を行ったほか、数多くの芸術賞を受賞。また、2019年には大阪の国立国際美術館で開催された『抽象世界』展に出品。アーティストとしての活動だけでなく、ウィーン応用芸術アカデミーなどで教授として教鞭を執っている。

本書は、ツォーベルニクの絵画、彫刻、建築、グラフィックと家具のデザイン、ビデオ、パフォーマンス、音楽に関する作品を取り上げた作品集。彼の多岐にわたるメディアの作品と、熟考された文脈性について、ドイツKunstverein BielefeldのディレクターHeinrich Dietzと、ルクセンブルクMUDAMのチーフキュレーターClément Minighettiのテキスト共に編集されています。


出版社:  Verlag für moderne Kunst
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 96ページ
図版:   54点
サイズ:  29.7 x 21 cm
状態:   新刊

販売価格

3,200円(内税)

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