モナ・クーン(Mona Kuhn1969年 - )ブラジル・サンパウロ出身の現代写真家。現在は、アメリカ合衆国・ロサンゼルスを拠点に活動を行う。人間の形と本質を表現した大型写真作品で知られている。特に、人間の精神的な繋がりや連帯をテーマとしている。12歳に誕生日にもらったコダックのカメラで写真を撮り始めた。1992年にアメリカ合衆国へ移り、Ohio State University、San Francisco Art Instituteにて学ぶ。2004年に、ドイツの出版社Steidlより初めてのモノグラフを刊行。20年以上のキャリアを持ち、2012年には、ファッションブランドBottega Veneta、Chanel、DIorなどとのコラボレーションも行っている。
本書は、2021年3月に刊行されたモナ・クーンの約20年のキャリア全体を紹介した初めての書籍です。さらに、これまでに見たことのない作品を含み、Rebecca Morseによるイントロダクション、「Evidence 2000-2007」「Native 2007-2009」「Venezia 2009-2010」「Bordeaux Series 2009-2011」「Private 2012-2014」「Bushes and Succulents 2017-2018」「She Disappeared into Complete Silence 2014-2019」、Elizabeth Avedonによるインタビュー、Simon Bakerのエッセイを収録しています。彼女の遊び心ある視覚的な戦略やその使用法は、人間の形を通して、精神を表現しています。創造的なプロセスや貴重な洞察を美しい図版とともに是非ご覧ください。
出版社: Thames and Hudson
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 240ページ
サイズ: 30.5 x 24.5 cm
状態: 新刊
刊行年: 2021年
ISBN: 9780500545454