ケン・プライス【A Survey of Sculptures and Drawings】

ケン・プライス(Ken Price 1935年 - 2012年)アメリカ・ロサンゼルス出身の芸術家。特に陶器による抽象的な彫刻作品で知られている。1960年代から1970年代には、伝統的な陶磁器の機能から離れた小さなスケールの作品を制作。1960年にFerus Galleryにて初個展を開催。1980年代から1990年代に、釉薬にアクリル絵具を用い、独創的な多彩な色彩を定着させた。また、彫刻作品と同様に独創的なドローイングも描いている。Chouinard ArtinstituteとOtis College of Art and Designにて学び、1956年には、The University of Southern CaliforniaにてBFAを、1959年にAlfred UniversityのNew York State College of CeramicsにてMFAを取得している。2012年には、ロサンゼルスのカウンティ美術館にて回顧展が開催。2020年には、スペインのラグジュアリーブランドLoeweとコラボレーションを行った。

本書は、1960年代よりに陶磁器の新たな可能性を模索した、ケン・プライスの彫刻作品と紙の作品を包括的に紹介しています。バウハウス、伝統的な南西部の陶器、1960年代のカウンターカルチャーのスタイルなど、様々な情報からインスピレーションを得ていました。アクリル絵具で複数の層を着色し釉薬で定着させて、小さな作品を作り、この一連の作品が彼のスタイルとなりました。書籍内では、彫刻とドローイングなど紙の作品を約200点の図版で掲載し、彼の創造的なプロセスを紹介しています。また、陶磁器の伝統と芸術的なモダニズムの歴史に関連させながらプライスの実践も探求した学術的なエッセイも収録。

出版社:  Prestel
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 144ページ
サイズ:  27.9 x 24.1 cm
状態:   新品
その他:  図版192点

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4,200円(内税)

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