ギイ・ブルダン【Untouched】

ギイ・ブルダン (Guy Bourdin 1928年 - 1991年) フランス・パリ出身の写真家。シュルレアリスムの影響を受けた画面構成、青緑色などの鮮やかで印象的な色彩、女性の官能的な(時として残酷な)描写を特徴とし、見る者に強く訴えかけるブルダンの写真は、ファッション写真の枠を超え、アートの領域にまで広げたと言われている。フランス空軍在籍後、パリでマン・レイと知り合い画家を目指すが、経済的な厳しさから写真家に転向。1953年に初の写真展を行い、1955年にはフランス版ヴォーグの写真家となり、以降ファッションと広告写真で最も知られる写真家の一人となる。

ブルダンは、画期的な”Image-maker”であり、間違いなく20世紀で最も影響力のあるファッション写真家の一人でした。印象的な色彩の使用、示唆に富む物語性、シュルレアリスムの美学が、彼の視覚言語を確立しました。
ブルダンは、カラー写真で知られていますが、1950年代初頭に白黒写真でキャリアをスタートさせました。本書では、この初期の彼の洞察を探求しています。展覧会用に考案され慎重に制作された写真や、フランスのヴォーグやフォトフェミナへ参加するよりも前の時期になります。初期の芸術的なプロセスは、コンセプトと構成の両方で、印象的なレイアウトや映画のような物語性のあるポートレートの魅力を創り上げています。媒体となるものの現実を超越し、型破りな操作を通じて独自の視点を模索した若きブルダンの創造の軌跡をご覧いただける一冊。

出版社:  Steidl
タイプ:  ペーパーバック
言語:   フランス語
ページ数: 256ページ
サイズ:  30 x 24.5 cm
状態:   新品

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5,300円(内税)

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