ロニ・ホーン(Roni Horn, 1955年 - )アメリカ・ニューヨーク出身の芸術家。40年以上にも及ぶキャリアでは、彫刻、ドローイング、写真、インスタレーション作品を制作。
ロードアイランド・スクール・オブ・デザインを卒業後、エール大学の彫刻コースにてMFAを取得、在学中であった70年代半ばより作品を発表。初期は、ミニマリズムの影響を伺わせる彫刻作品を、90年代以降は写真を使用したインスタレーション作品を多く制作している。彫刻作品を通じて芸術とアイデンティティの可能性を探求し、更に写真やドローイング、書籍などへと展開していく制作により、様々な表現が一つのシリーズ作品へと変貌していく。また、約30年の間に幾度となくアイスランドを訪れており、ホーンにとって特別な場所である。
本書「wits’ end」は、二つのドローイング作品で構成されています。
約300人に土語から5点を選んで書き留めてもらい、それらで個々のシルクスクリーンが制作されました。2018年から2019年にアメリカ合衆国・テキサス州ヒューストンのThe Menil Drawing Institute in Houston, Texasにて、壁にユニークな構成で展示された「Wits’ End Sampler」(2018)と紙にシルクスクリーンで75から350のイディオムで構成され制作された「Wits’ End Mash」(2019)です。
出版社: Steidl / Hauser&Wirth
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 120ページ
サイズ: 30 x 28 cm
状態: 新品
その他: 2021年
ISBN: 9783906915654