アピチャッポン・ウィーラセタクン【Memoria】

アピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichatpong Weerasethakul 1970年 - )タイ・バンコク出身の映画監督、脚本家、芸術家。2010年、「ブンミおじさんの森」で第63回ヴェネチア国際映画祭にてタイ映画史上初のパルム・ドールを受賞。2021年には、自身初の国外英語映画「Memoria」を公開。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて審査員賞を受賞。
1994年にコーケン大学にて建築学士号を取得、1997年シカゴ美術館付属美術大学にて美術/映画制作の修士号を取得。1999年に映画制作会社キック・ザ・マシーンを設立し、初の長編映画「真昼の不思議な物体」を発表。その後、多くの海外映画コンペティションにて賞を受賞。
2014年には日本・京都の京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA Gallery5周年記念展「アピチャッポン・ウィーラセタクン:PHOTOPHOBIA」が開催された。

本書は、アピチャッポン・ウィーラセタクンの新作映画「Memoria」の起源と創造の記録です。
2017年コロンビアを訪れたのち、母国であるタイ以外の初めての撮影場所としてこの国を選びました。約2年間、彼はこの場所を何度も訪問し、途中で出会った人々の話を聞きながら広範囲を旅しました。
書籍には、彼の集めた思い出の写真、個人的な日記やスケッチ、研究ノート、引用、メールなどが、セット写真、撮影日記、撮影台本の注釈、ストーリーボードパネル、キャストやクルーからの寄稿、映画制作の資料とともに掲載されています。この美しい映画のためのアートブックは、現代映画の真の先見者の一人の創造的なプロセスと方法を記録しています。

出版社:  Fireflies Press
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 192ページ
サイズ:  28 x 20 cm
状態:   新刊
刊行年:  2021年
ISBN:   9783981918663

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