エイドリアン・ガーニー【The Fear of Now】

エイドリアン・ガーニー (Adrian Ghenie 1977年 - )ルーマニア出身の芸術家。パレットナイフやコテを使いエッチングやドロッピングなどの技法を用いて描き、絵の具の混ざり合う偶然性を効果的に使用した絵画作品(主に油彩)を制作。ルーマニア・クルジュのThe University of Art and Design in Clujで学ぶ。2013年までドイツ・ベルリンのハンブルガーバンホフ近くのアトリエで制作を行う。2015年の第56回ヴェネチアビエンナーレのルーマニア館での壮大な展示以降、彼の世代で最も興味深い画家として世界的に認知される。作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドンのテートモダン、パリのポンピドゥセンターなどに収蔵されている。現在は、ベルリンを拠点に活動。

本書は、近年の新しい一連の油画と木炭による習作を紹介しています。
自伝的な空想とトラウマの歴史を融合させた新しい作品です。くすんだピンク、トープ、グレー、ブルーで描かれた歪んだ不定形な自画像は、ウォーホルの象徴的なシルクスクリーンのマリリン・モンローを参照しています。美術史と現代の文化を参照し融合させ、技術的なプロセスを実験しながら、日常生活に潜むテクノロジーの侵入的な影響に問いかける作品を制作している。また、ガーニーとキュレーターNicholas Cullinanによる対談も収録。

出版社:  Thaddaeus Ropac
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 96ページ
サイズ:  30.7 x 28.7 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版45点
刊行年:  2023年
ISBN:   9781739651626

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