ユルゲン・テラー【Fashion Photography for America: 1999-2016】

ユルゲン・テラー (Juergen Teller 1964年 - ) ドイツ・エアランゲン出身の写真家/芸術家。世界の多くのブランドのイメージ広告や著名な人物のポートレートで知られる。1984年から1986年にドイツ・バイエルンのThe Bayerische Staatslehranstalt fur Photographie in Munichで学ぶ。22歳で、イギリス・ロンドンに移住。以降、1980年代後半より、The FaceやVougeなど多数のファンション誌、カルチャー誌で活動する。2003年には、The Citibank Prize for Photographyを受賞。以降、世界中で展覧会を開催。2007年、第52回ヴェネチアビエンナーレに参加。キュレーションなども手がける。

本書は、ユルゲン・テラーとクリエイティブディレクター、デニス・フリードマンのW Magazineでの長いコラボレーションとニューヨークの高級百貨店バーニーズでのコラボレーションをまとめています。
1999年から2016年にかけて、この二人は一連の象徴的なシリーズを制作しています。その全ての作品が、テラーの独自のスタイルで表現されています。「W Magazine」のための撮影では、一貫して、多額の予算をかけた撮影を行わず本当の作品を追求し、忘れられない社説となった1999年の撮影では、スーパーモデルのステファニー・シーモア、シャローム・ハーロウ、ナオミ・キャンベルを同誌の会社員として、特集しました。また、The Monaco Grand Prixのケイト・モス、社交界の名物コレクターとしてのティルダ・スウィントン、ウィリアム・エグルストンやロニ・ホーンのポートレートまで、彼らのコラボレーションは、創造的な自由を常に進化させてきました。
2011年から2016年にかけて、バーニーズのカタログのために二人が’手がけた作品は、ベオグラード、パナマシティ、ティラナなどのファッションでは珍しいロケーションも起用するなど、リスクを顧みないアプローチでした。
このような撮影下では、モデルや俳優がコミカルなポージングで環境を探察するにつれ、遊び心のある状況や予期しないシナリオが展開され、型破りな広告を生み出しました。
この書籍で、テラーは、彼のアーカイブからオリジナルのW Magazineとバーニーズのカタログを撮影しました。過去の作品を振り返るローファイな手法のテラーの回顧録です。

出版社:  Steidl
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ:  208ページ
サイズ:  27 x 20.6 cm
状態:   新品
その他:  Designed by Juergen Teller and Dovile Drizyte、図版225点
刊行年:  2024年
ISBN:   9783969992951

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8,470円(内税)

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