【Emerging Ecologies: Architecture and the Rise of Environmentalism】

本書は、2023年9月17日から2024年1月20日に、アメリカ・ニューヨークのThe Museum of Modern Art(MoMA)にて開催の展覧会を機に刊行されました。これは、世界の主要機関の建築における環境思想の歴史を包括的に研究した初の試みです。
1960年代、終わりのない発展と成長という西洋の概念が崩れ去った時、産業公害、資源の枯渇、生態学的な限界に対する懸念から、環境に対する態度は、社会的、政治的、イデオロギー的なものへと変化しました。
建築における環境思想の歴史に関する初めての広範な研究に付随して刊行されたこの書籍は、特に環境に関する議論の隆盛期に、建築家やデザイナーが「自然」と「環境」に関して私たちの理解を定義する上で、果たした役割を研究しています。豊富な図版では、イアン・マクハーグの生態系管理アプローチから、ニュー・アルケミストの急進的な建築、チャールズ&レイ・イームズとケネディ政権での海洋研究まで、建築への貢献が紹介されています。これは、デザイナーが生態学的な関心を促進することと、この初期の分野の概要を説明することの両方において、果たした役割について調査しています。また、キュレーター、Carson Chanによるテキストと注目の各プロジェクトに関する短いテキストが収録され、エコロジー、デザイン、国家戦略の関係性も記録しています。


出版社:  The Museum of Modern Art
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 224ページ
サイズ:  30.7 x 25.1 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版250点
刊行年:  2023年
ISBN:   9781633451544

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