ザリナ・ビムジ(Zarina Bhimji 1963年 - )ウガンダ出身、ウガンダ系インド人芸術家。1947年に亡命し、イギリス・ロンドンで学ぶ。歴史的研究に基づいた映画や写真を制作、ポストコロニアルの過去を詩的にそして物語形式に構築する。文化、民族、政治によるアイデンティティの複雑さを明白に示している。
Goldsmiths University of Londonにて学士号、The Slade University College Londonにて修士号を取得。2003年にドクメンタ11とベネチアビエンナーレに参加。2007年には、ターナー賞にノミネート。2012年にはホワイトチャペルギャラリー、2018年にはテート・ブリテンにて個展を開催。作品は、世界の主要な美術館に収蔵されている。現在もロンドンを拠点に活動を行っている。
本書は、2023年10月28日から2024年1月28日にイギリス・エジンバラのFruitmarket Galleryにて開催の展覧会を機に刊行されました。
1987年制作の「Pure Silence」から、政治、声明、美、愛をなどレジスタンスとしての2023年の最新作「Blind Spot」まで、そして2002年の「Out of Blue」、2007年の「Waiting」など数十年の活動を包括的に考察されています。また小説家カミラ・シャムシーとの対談も収録、子供時代の回想から詩、音楽、ビムジの作品とその背後にある文化的影響などについても記述されている。
出版社: Fruitmarket Gallery
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 112ページ
サイズ: 28 x 21 cm
その他: カラー図版65点
状態: 新刊
刊行年: 2023年
ISBN: 9781908612700