タバレス・ストラカン【There is Light Somewhere】

タバレス・ストラカン(Tavares Strachan 1979年 - )バハマ・ナッソー出身の芸術家。不可視なもの、変位(物理的/比喩的の両方)、過酷な環境下での人間と物質の能力をテーマに、コンセプチュアルな作品を制作。移動性、異文化、学際的、そして自由な現代美術制作の性質を具現化している。制作過程では、広範囲なリサーチを他の専門家や組織と行う。2003年にThe Rhode Island School of Designにてガラスを学びBFAを取得、2006年にYale Universityで彫刻を学びMFAを取得した。また、多くの個展を開催、第55回ヴェネチア・ビエンナーレのバハマ館に参加。2018年のFrontier Art Prizeなど賞も受賞している。現在は、アメリカ合衆国・ニューヨーっくとナッソーの両方を拠点に活動を行う。

本書は、2024年6月18日から9月1日まで、イギリス・ロンドンのHayward Galleryにて開催の展覧会を機に刊行されました。
ストラカンはこの展覧会で、アフリカ系ディアスポラの人々に焦点を当てました。何が記憶され、何が忘れられているのかを問うために歴史的な記録を用いて、文化的な関与を実践しています。
絵画、彫刻、インスタレーションを通じて、文化の可視化と社会の不平等に関する問題に取り組む独創的な方法です。
書籍では、本展のキュレーターラルフ・ルゴフへのインタビュー、作家エコウ・エシェンとマギー・M・カオによるエッセイを収録し、ストラカンの作品の従来の知識と教育の内容をひっくり返すような様々な方法、芸術家自身が探求家として果たす役割、そして未知のアイデアと未知の領域を開拓した先駆者に敬意を記述しています。
また、ストラカンの作品「The Encyclopedia of Invisibility」(2400ページに及ぶ継続的な刊行物)、歴史的に忘れ去られた人物にスポットライトを当てた関する彫刻や絵画、そしてアフリカ系移民の人々と伝統的なアフリカ社会との間の失われた文化的な繋がりを再訪し、再構築した近年の作品が掲載されています。

出版社:  Hayward Gallery
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  31 x 23 cm
ページ数: 160ページ
状態:   新品
刊行年:  2024年
ISBN:   9781853323782

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8,690円(内税)

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