ノア・デイビス【In Detail】

ノア・デイビス(Noah Davis 1983年 - 2015年)アメリカ合衆国・ワシントン州シアトル出身の芸術家。同国・ロサンゼルスにあるThe Undergroud Museumの創設者の一人でもある。(共同創設者は、妻のKaron Davis)フィギュラティヴな絵画作品は、一般の黒人系アメリカ人の日常から、静かで幻想的で孤独な風景を捉え、心に訴える瞬間を描いている。2015年に32歳の若さでこの世を去るまで、約400点の作品を制作。17歳より絵を描き始め、自身のスタジオを持つ。卒業はしていないが、2001年から2004年までニューヨークのThe Cooper Union School of Art in New York Cityにて絵画を学ぶ、2004年にはロサンゼルスに移り、MOCAの書店に勤務する。2007年には、ロサンゼルスやニューヨークのグループ展/個展を開催する。The Rubell MuseumやNasher Museum of Art、The Los Angeles County Museumなどでも展示を行う。

ノア・デイビスは、文学、映画、建築、美術史を参照し、幻想的な絵画に感情や想像性を吹き込みました。落ち着いた色調、幻想的な風景、虚ろな主題が魅惑的な光景を生み出します。メディウムの効果にも順応し、独特のドライペイントの塗布法を使用し絵を重ね、比喩的にもありのままにも、謎めいた、魔法のような距離感で、日常の生活を描き出しました。
本書は、全体を通して豪華なクローズアップ写真が豊富に掲載され、キャンバスの豊かで絵画的な多様性と光り輝くディテールに注目しています。
また、デイビスと妻のカロンが共同設立した画期的なThe Underground Museumについて、触れています。そして、Helen Molesworthが進行役となり、Fred Moten、Glenn Ligon、Thomas Lax、Julie Mehretuらによる特別対談も収録されています。これらの著名な芸術家や思想家らは、The Underground Museumのパワフルで感情的な影響と、ロサンゼルスのより広い芸術環境の繋がりについて、個人的な体験を共有しています。
また、Franklin Sirmansによる新しいエッセイ、デイビスの生涯の友人であるLindsay Charlwoodが、彼の生涯年表を執筆し、彼の芸術と社会への貢献を文脈化しています。

出版社:  David Zwirner Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ:  208ページ
サイズ:  30.5 x 25.4 cm
状態:   新品
その他:  図版70点
刊行年:  2023年
ISBN:   9781644230763

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14,190円(内税)

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