エヴァ・ヘス【Exhibitions, 1972-2022】

エヴァ・ヘス(Eva Hesse 1936年 - 1970年)ドイツ・ハンブルグ出身の芸術家。1960年代のアメリカにおけるミニマリズムからポストミニマリズムへの移行期に、勢力的に活動を行なっていた数少ない女性芸術家の一人でもある。ラテックス、ファバーグラス、プラスチックを用いた作品で特に知られる。1936年にナチス占領下のドイツを離れ、アメリカに亡命。後にアメリカ国籍を取得。イェール大学にてヨゼフ・アルバースに学ぶ(1957−59)。1961年には、アラン・カプローのハプニングに参加。そこで、はじめて3次元のコスチューム作品を制作。1963年には、ニューヨークのイーストサイドにて初個展を開催。1968年から1970年は、ニューヨークの学校にて教鞭を執っていますが、脳腫瘍によって1970年に34歳でこの世を去る。

本書は、15人の美術館学芸員が、ヘッセの画期的な展覧会の記録をまとめています。
ドイツ出身のアメリカ人芸術家、エヴァ・ヘスはポストミニマリズムの先駆者であり、ラテックスやグラスファイバーなどの素材を使用し、有機的な形状の彫刻作品で知られています。
書籍では、ヘッセの死後、1972年から現在に至るまでの画期的な展覧会の歴史的な記録を紹介しています。これらの展覧会の企画に関わった美術館や学芸員が寄稿し、意図や受容など、展覧会開催にあたっての個人的な側面を反映しています。展覧会関連の資料や展示風景画像などが随所に掲載され、寄稿とともに歴史的な場面を想起することができます。

Curators and corresponding exhibitions include: Linda Shearer (Guggenheim Museum, New York, 1972); Nicholas Serota (Whitechapel Gallery, London, 1979); Ellen Johnson (Allen Memorial Art Museum, Oberlin College, Ohio, 1982); Helen Cooper (Yale University Art Gallery, New Haven, 1992); Elisabeth Sussman (San Francisco Museum of Modern Art, 2002); Renate Petzinger (Museum Wiesbaden, Germany, 2002); Sabine Folie (Kunsthalle Wien, Vienna, 2004); Fred Wasserman (Jewish Museum, New York, 2006); Catherine de Zegher (Drawing Center, New York, 2006); Briony Fer (Fruitmarket Gallery, Edinburgh, 2009); Luanne McKinnon (University of New Mexico Art Museum, Albuquerque, 2011); Brigitte Kölle and Petra Roettig (Hamburger Kunsthalle, Hamburg, Germany, 2013–14); Andrea Gyorody (Allen Memorial Art Museum, Oberlin College, Ohio, 2019/22); Lena Stringari (Guggenheim Museum, New York, 2022)

出版社:  Hauser&Wirth Publishers
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 240ページ
サイズ:  35 x 20.5 cm
状態:   新品
その他:  カラー図版75点、白黒図版125点
刊行年: 2024年
ISBN:   9783906915869

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