ポーシャ・ズババヘラ【Portia Zvavahera】

ポーシャ・ズババヘラ(Portia Zvavahera 1985年 -)ジンバブエ・ハラレ出身の芸術家。表現力豊かなブラシストロークと精巧な版画技法を組み合わせ、鮮やかな色彩と華やかなベールのようなパターンを層にした作品を制作する。イメージは、生と死、痛みと喜びなど、人間の日常生活の中で繰り返し現れる感情を基にしている。2003年から2005年にNational Gallery of ZimbabweのThe BAT Visual Arts Studioにて学び、2006年にHarare Polytechnicにてファインアートの学位を取得。2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレに初参加。

本書は、2024年10月22日から2025年2月16日までイギリス・ケンブリッジのKettle’s Yard、2025年3月1日から5月25日に同国・エディンバラのFruitsmarket Galleryにて開催の展覧会を機に刊行されました。
この展覧会に合わせて制作された新作、近作、旧作の絵画作品を掲載し、ズババヘラの作品への深遠さと豊かさを明らかにします。主題の焦点は、夢、幻想、そして具象表現に置かれ、版画と絵画技法を革新的に融合させ、豊かな画面を構築することで、生き物と文脈からなる独自の宇宙観を創り出している点を細部まで強調しています。
書籍には、キュレーターTamar Garbによる重要な書き下ろしエッセイが掲載され、Garb、Sinazo Chiya、Tandazani DhlakamaとPumla Gobodo-Madikizelaによる特別な対談で、ズババヘラのエロス、親密さ、そして女性を中心にした経験への取り組みについて議論しています。
そして、この書籍で、ズババヘラ作品が夢からどのように生まれるのかを明らかにしています。説明的ではなく比喩的であり、女性の経験と空想の世界を描き出しています。

出版社:  Kettle’s Yard, University of Cambridge
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
サイズ:  29 x 23 cm
状態:   新品
ページ数: 144ページ
その他:  カラー図版41点
刊行年:  2024年
ISBN:   9781904561705

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