ナタリー・デュ・パスキエ【Campo di Marte II】

ナタリー・デュ・パスキエ(Nathalie Du Pasquier 1957年 - )フランス・ボルドー出身のデザイナー/芸術家。1979年にミラノに移り、エットレ・ソットサスを中心に結成されたメンフィスの創設メンバーの一人でもある。その間、多数のテキスタイル、ラグ、パターン、オブジェ、家具を制作。1987年のメンフィス解散後は、デザイン、絵画、テキスタイル、彫刻などを制作。形と色彩の建築を構築するような蓄積から生まれ、美しく静かな静物画、エレクトロニックなパターン、家庭の風景などが自由に組み合わされた楽しい視覚芸術を制作。

2020年3月、デュ・パスキエは、絵を描きませんでした。1980年から2020年にかけて制作した絵画の写真を切り抜き、それらを書体の重なりのように並べ、形式的な特徴と組み合わせから導かれる解釈の幅のみに焦点を当てました。その結果、魅惑的なナンセンスな遊び、つまり日常的なシュルレアリスムが生まれました。イメージが、一種の文章を形成し、本の世界のようにさまざまな要素(タイトル、詩、単純な計算)が織り混ざっていました。芸術家が言葉を失った瞬間です。この書籍は、Luca Lo Pinto がキュレーションを手がけ、2020年末にローマの MARCO で開催された展覧会のタイトルにもなっています。
「この本は、展覧会と同時に刊行される予定でした。残念ながらそうはなりませんでしたが、両者は、別々のものなので問題ありません。これはカタログではなく地下鉄で座りながら気軽に閲覧できるものです」デュ・パスキエより

出版社:  Humboldt Books
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、イタリア語
ページ数: 160ページ
サイズ:  21 x 15 cm
状態:   新刊
刊行年:  2025年
ISBN:   9791280336309

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