ピエール・ガーリッシュ【Pierre Guariche】
ピエール・ガーリッシュ(Pierre Guariche 1926年 - 1995年) フランス・パリ出身のデザイナー/コーディネーター、建築家。第二次世界大戦後の復興期に活躍したデザイナーの一人。1950年代にピエール・ディスデロットのために設計した住宅用照明で知られ、また革新的な家具デザイナーでもあった。 パリ国立装飾芸術高等学校にてルネ・ガブリエルに師事。その後は、UAMの会員隣、マルセル・ガスコインのスタジオに勤務した。また、Salon des Arts MénagersとtSalon des Artistes Décorateursにて自身の作品を発表。第二次世界大戦後、家具の大量生産のために新しい手法や材料への関心が高まり、材料の製造業者がSociété des artistes décorateursの後援を行い、実験的な作品を制作。1951年に注目され、MAI Galleryにて展示。Airborneに入社。住宅のための家具「Prefacto」を発表。その他、椅子、アームチェア、ソファのシリーズをデザインし成功を収める。また、同時にシュタイナーと協業を開始、革新的な椅子「tonneau」を発表。プラスチック、アルミ、曲げ合板など様々なシリーズで展開。また、照明器具メーカーDisderotともコラボレーションを行う。1965年、ルネ・ガブリエル賞を受賞。デザイン集団「Atelier de Recherche Plastique- ARP」を共同設立。 本書は、フランスが経済的繁栄と高度成長を遂げた時代、いわゆる「栄光の30年」(1945年-1975年)に多くの作品を制作したピエール・ガーリッシュの功績をまとめた書籍です。1950年代に登場した工業材料や生産技術をいち早く取り入れ、優れた照明器具や大量生産可能なシンプルかつ優雅な家具デザインで知られるガーリッシュ。Airborne、シュタイナー、ピエール・デュスデロといった革新的な企業と協働し、デザイン集団「Atelier de Recherche Plastique- ARP」を共同設立し、ベルギー家具Meuropのアートディレクターも務めました。シャルロット・ペリアンやマルセル・ブロイヤーに先駆け、建築家ミシェル・ブザンソンと共に「 La Plagne」の建設にも携わりました。この書籍では、未発表のアーカイブを活用し、200を超えるインテリア建築/デザインプロジェクト、多数の家具、照明器具などを掲載し、この類まれなクリエイターのモダニティと時代を卓越したエレガンスを鮮やかに彩る軌跡をたどります。 出版社: Edition Norma タイプ: ハードカバー 言語: 英語、フランス語 サイズ: 31.2 x 25.3 cm ページ数: 336ページ 状態: 新品 その他: カラー図版250点、白黒図版250点 刊行年: 2020年 ISBN: 97802376660286
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