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ディーター・ラムス【As Littele as Possible】

ディーター・ラムス(Dieter Rams 1932年 - )ドイツ・ヴィースバーデン出身。同国を代表するインダストリアルデザイナーであり、ミュンヘン工科大学の名誉教授。代表作は、Braun社の製品デザインが挙げられる。1947年から1953年までに、ヴィースバーデン美術学校にて建築とインテリアを学ぶ(1948年は休学していた)。その後、ドイツ・フランクフルトを拠点に活動する建築家Otto Apelの元で働き、1955年にはBraun社に建築とインテリアデザイナーとして採用される。1961年にはチーフデザイナーに就任し、1995年までの約40年間、同社に務めた。ラムスのデザインは、世界で評価され、アップル社のデザイナージョナサン・アイブにも影響を与え、作品の多くはアメリカのニューヨーク近代美術館のコレクションに収蔵されている。

本書は、20世紀で最も影響力のあるプロダクトデザイナーの一人、ディーター・ラムスに関する決定的なモノグラフです。
ラムスは、1961年から1995年まで、Braunのデザイン責任者を勤め、20世紀を象徴する数々の作品を生み出しました。彼の人生と作品は、人々の暮らし方、そしてよりよく生きるための方法についての彼の思想と深く結びついています。
1960年代にデザインされた製品は、現在も生産・販売され手織。優れたデザインを生み出した彼の思想は、今もなお多くのデザイナーや消費者にインスピレーションを与え続けています。
この度、復刊された美しい本書は、元Appleの再考デザイン責任者であるジョナサン(ジョニー)・アイブによる序文が添えられ、ラムスの人生と作品だけでなく、彼のデザイン哲学を探求しています。
ラムスの人生、仕事の知的背景、BraunやVistoeのためのデザイン、優れたデザインの提唱者として展開した思想や講演など詳細な内容が収録されています。
完成品、プロトタイプのスケッチからは、彼のデザインプロセスを垣間見ることができます。多様なアーカイブ資料は、彼の人生と作品の全体像を明らかにしています。そして、ラムスの自邸とアーカイブの特別な写真は、世界で最も充実した彼のデザインコレクションの一端を見せてくれます。この包括的かつ網羅的なモノグラフには、建築作品や提唱する「10の原則(ten principles)」に込められた持続可能な暮らしについての考え方も収録されています。

出版社：　　Phaidon
タイプ：　　ハードカバー
言語：　　　英語
サイズ：　　27 x 20.5 cm
状態：　　　新品
ページ数：　400ページ
その他：　　カラー図版107点、白黒図版25点
刊行年：　　2024年
ISBN：　　 9781838669096

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