ジュリア・チャン【Julia Chiang】

ジュリア・チャン(Julia Chiang1978年 - )アメリカ合衆国・ニュージャージー州アトランティック出身の芸術家。抽象的で有機的な絵画や水彩画、陶器を制作。緻密な構成の絵画で知られ、単色の背景に大小様々な有機的な形が複雑に絡み合う構成を用いる。繰り返し登場する尖った打面系は、キャンバス全体を流動的にみせている。近年では、日本・東京のNanzuka Undergrand、ニューヨークのNicola Vassell Galleryなどで展示。New York Universtyにて美術史とスタジオアートの学位を取得。現在は、ブルックリンを拠点に活動を行う。

本書は、2024年7月14日から10月13日まで、アメリカ・ニューヨークのParrish Art Museumにて開催の展覧会を機に刊行されました。
抽象的な構成と有機的なフォルムを用いて、広大な宇宙との繋がりを想起させる絵画と陶芸作品で知られるジュリア・チャン。球根状の陶芸作品は、官能的な形状が私たちを魅了し、有機的なイメージは、メディカルスキャン、体液や環境といった物理的なものと、心理学的なものから引用されています。
自然と私たちを取り巻く環境における身体との繋がりの感覚が、チャンの一連の制作の根幹をなしています。
「I’m always interested in our bodies as vessels, what we contain and what we cannot. All that comes out of us, all that is within us」とチャンは語ります。本書は、1990年代後半から現在までの作品を紹介し、作家でありブルックリン美術館の元シニアキュレーターEugenie Tsaiによるエッセイも収録しています。

出版社:  JRP Editions
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  28.5 x 20.5 cm
状態:   新品
ページ数: 64ページ
図版:   カラー図版50点
刊行年:  2025年
ISBN:   9783037646229

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