エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ(Souto De Moura 1952年 - )ポルトガル・ポルト出身の建築家。ポルトガル建築を代表する建築家の一人。モダニズムと自然を融合した作品で、高い評価をえる。
1970年代半ばよりアルヴァロ・シザに指示し、1980年に独立。その後は、ポルト大学建築学部にて教鞭を執る。2011年にプリツカー賞、受賞。2025年に高松宮殿下記念世界文化賞、受賞。
代表作は、修道院を改装時した国営ホテル「ポウザダ・モステイロ・デ・アマレス」(1997年)、ピラミッド屋根を特徴とする「ポーラ・レゴ美術館」(2009年)など。
本書は、Archivesの4号です。1980年代に自身の事務所を設立した当初、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラは、住宅とリノベーションに特化し小規模な活動からスタートしました。しかし今日では、世界で最も高く評価されている建築家の一人です。
2000年代に広く認知されるようになると、プロジェクトの規模と表現の両面で大きく変化しました。多様な作品群は、主に地域の様式の大胆な再解釈を伴いますが、彼の建築は、イメージやコンセプトではなく構造としてどのように構築されているかを明確に伝えています。そのことが、彼の建築が他のものとは一線を画す理由の一つです。本書では、以下の9点を特集し彼の卓越したアプローチに敬意を表します。
掲載作品:
Vatican Chapel. Venice, Italia. 2018
Bernardas Convent Reconversion. Tavira, Portugal. 2012
San Lourenço do Berrocal. Reguengos de Monsaraz, Portugal. 2016
Hotel + Catering School & Robinson Foundation.Portalegre, Portugal. 2009
Cultural Center Miguel Torga. Sabrosa, Portugal. 2011
Multipurpose Paviliuon. Viana do Castelo, Portugal. 2013
Power Plant. Alijó, Douro, Portugal. In progress
House in Quinta do Lago. Loulé, Portugal. 2018
Quinta da Caida. Porto, Portugal. 2018
出版社: C2c Editotrial
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語、スペイン語、ポルトガル語
サイズ: 24 x 17 cm
状態: 新品
ページ数: 328ページ
刊行年: 2019年
ISBN: 9788494767852